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プラスかマイナスか、ゼロか


このブログを始めたのは2004年の11月15日で、もう二ヶ月書いて来た事になります。
初めた時は「遺書」代わりじゃないけど、アトピー持ちで鬱々とした部分も含めて、とにかく何処かに痕跡を残しておこうという感じでした。

その頃アトピーに理解のある存在が私の周りにはとても少なく、しかも症状は最悪でかなり追い詰められ、「想定していた生活」から離れる事に焦っていて。これはきっと自分のアトピーを受け入れておらず、自分も病気の無い子達と同じ様にやれるはずだという気持ちが強かったせいだと思います。勿論治して自分も、という希望を無くしてしまった訳ではないですが…。
んー…なんか分析しようとしても頭がごちゃごちゃしますね…。



始めた時期も悪かったけど、矢張り髪の毛が抜けたことは一番大きい変化で。

「世界の中心で、愛をさけぶ」のなかで、アキ(主人公サクの恋人)が白血病になって抗がん剤で髪の毛抜けるじゃないですか。白血病ってのは物語の中でも割とよく扱われるし、あの場面で笑う人は居ないでしょう。

抜ける前に映画観て、その場面で胸が苦しくなりました。
自分も髪が無くなった後、今度はたまたまドラマでその場面を観たんだけど、苦しいとかそれどころじゃありませんでした。

隔離されたカーテン越しに、毛の無くなった頭を恋人に見せて、「めんどくさいから剃っちゃった。」って笑うんです。
何も言えないサクに、「変?」って不安そうに聞くアキ。

アトピー自体で死ぬことはないし、死に近付いていく恐怖とか交えての感情は分からないけど、こうやって若いうちに髪の毛が抜ける、ってのもなかなか無い体験だと思う。
経験してない時でも勿論この場面は辛いんだけど、何かが違いました。

髪に関しては鏡見るたび凹みますが、自分の中の気持ちの何処かが深くなったと思いました。



一個目の自分の投稿には

“いつまで生きればいいですか”は下らない薀蓄好きな女子大生が勝手に、極生意気に綴るブログです。
アトピー持ちの管理人が、欝だったり躁だったりしながら人生について考えたいと思います。
実は他にもサイトだったりブログだったりを運営している訳ですが、なかなか暗ーい話は出来ず、吐き出し口に困っていたんです。要は自分の為のブログですが、これを機に何かのきっかけが掴めればと期待しています。


と有りました。誰でも私ほどではないにせよ、気分の上がり下がりはあります…よね。

暗くてすみません、と謝っているのも自分が可哀想な気になってきました。
自己満足的に始めたモノで予想以上のメリット…と言いますか私にとってのプラスが多かった為に、”奢って貰う筈じゃなかったのに奢って貰っちゃった”時のような気分になり(分かり難い…)、有り難いけど申し訳無いなぁ…という風に感じたのだと思います。
どうにも自分に自信がないので、一層。


また取り留めなく書いてますが…(汗)

とにかく。
この二ヶ月分のブログは、私にとって言うまでも無くプラスです。
ブログを書く、という事だけでなく、色々な部分で励みにさせて貰っています。

相変わらず上がったり下がったりを繰り返しつつではありますが、まだ続けます。
辺鄙なところですが、よろしければお付き合い下さいませ。
# by un_call | 2005-01-15 00:03 | 吐き出し系語

アトピー記録(2005.1.14金曜)


一人の部屋に戻って来る度思うのは、「何で此処に帰ってくると気力がどんどん無くなるのか」という事です。

御飯別に食べなくてもいいや、お風呂も気持ちよくない、テレビもなんかつまんない。

部屋には自分の本とかビデオとか一杯有るから、アレ読もうコレ観ようと色々考えてたのになぁ…。別にいいか、っていう(車校の勉強せな、ってのもあるんかな…)。


自分の肌に手を伸ばして掻いてる度合いは変わっていない筈なのに、実家でよりも掻いてるのが気になる。
他のことに気が行かず、自分の肌にある瘡蓋とか、ガサガサの所とか、そんなのばっか目に付くのはなんでだろう。

気力っていうか、集中力が無くなってるのか。
一度纏めた考えが散っちゃうまでの時間が、すごい短い。



昨日の午後の出発予定を今日の朝実家を出て、昼過ぎに到着。
その後車乗りに行って(感じのいいお爺ちゃん先生だったのでフツウに済んでいきました…)、再び一人部屋に戻ってから駄目ですね。

はぁ…とにかく今晩は好きなことやって寝よう…。



>肌の調子

右手肘から下に赤いブツブツ。
手足共に細かい湿疹みたいになっている。
手の甲をすごく掻いてるらしく、皮膚が硬くなっている。
関係無いかもしれないけど、新しく伸びてきてる爪が薄いのか段みたいになり始めた。全体的にそんな傾向でちょっと怖い。ストレス掛かると白いヨコシマ残ったり…ってのを聞いた事ある気がするんですが…。爪の生え際?は別に荒れてないんだけど。

2日前くらいから頭皮が痒い。
目の周りも痒い…眉毛とか。

体の中で一番ステロイドに触れてるのは指先ですよね。
薬塗った体を寝てる間に掻いて、その指で目の辺り触ったりしてるんだろうな…と考えると、恐ろしい。

足の裏・土踏まずの辺りが水っぽく痒い。
久し振りに自転車を漕いだら、掻いて薄い皮が捲れちゃったところが痛かった。
# by un_call | 2005-01-14 23:04 | アトピー記録

まとまりなく…


浮いたり沈んだり、まさに躁欝なこの頃。
自分の気持ちの捌け口としてやっている此処ですが、色々な方にコメントを頂く事でその人達にまで振り回してしまっている感が否めません。
私はコメントを頂き励まされてプラスばかりですが、私が沈む度書く暗い文を読んで、気分が悪くなる事もあると思うんです。

それでもそういう内容を書かない、っていうのは始めた時の目的に反する訳で、また吐き出す所が無くなってしまう。
それは困るので見て頂く方の自己責任、ってな形になるんですが……。


プロフ欄とか基本情報も色々書き足さないとあかんですね。


当初より、少しは何かやってみなくちゃ、という気が芽生えて増しているだけ自分ではマシだと思っています。(こんな事を書ける今は躁なのかも知れませんが…。)

自分で自分が分からない。
じゃあ誰が分かるのよ、っつー…。


何だか最近謝ってばっかり。




とにかく明日は久々車校。
何か聞かれんのかな…二ヶ月も開いてるし。
多分またネタにして笑うんだろうか。運転中泣いたらヤバイよね。

涙の演技を交えながら、辛そうに話す…そんな狡さが必要かもしれん。
内への攻撃よりも、少しは外への攻撃力も身に付けなきゃ生きていけない…とかちょっと思った。
自分が悪いと責めすぎるより、ちょっと喧嘩腰くらいの気概が今の私には必要…かな。
# by un_call | 2005-01-14 01:24 | 只いまを生きる

急な展開ですが…


明日一人の家に行くことになりました。
そして金曜にクルマに二時間乗り、日曜に二回目の卒検です。
電話してその予定を組んで貰ったのですが、決めた途端動悸が…。

いつまでも先延ばしにしても駄目だと思って電話したんだけど、やっぱ止めときゃ良かったと早速後悔するという有様。
日曜でまた落ちても、火曜にまた卒検を受けられる日程になっていたので思い切ったんだけど、土曜は予約がいっぱいで金曜しか無理で。

うう…どうしようかな。正直嫌で嫌で…でもお金が勿体ないので行きますけど。
テストコースとか細かいこととか、尽く忘れています…(汗)



あの親子カウンセリングの翌日辺りからまた手足に赤み、そして痒みが。

皆様から暖かいお言葉を頂いて、持ち直しました。
あの記事を見直すとまた黒い感情が沸いてくるので、ここでお礼の言葉を述べることで返信と変えさせて下さいませ。有難うございます。

カウンセラーの先生に泣き電話を入れたところ、「暫く話するのはしんどいだろうね」ということで、無理しないことにしました。
いちいち父親との会話とか、ちょっとした言葉にビビっていて、彼が話している時は意識を他に散らしています…。


何だかね、最近本を読むのが楽しくて、読みたい本を読みきるまで取り合えず時間が欲しい感じです。字を書くのも楽しい…かもしれない(語彙が少ないし技術もない、自己満足だけど)。


…取り合えずの気分はこんな感じです。
学校については何の進展も無く…大学の講義面白いんだけどね、ほんとにやりたいのか分からない。興味を持てれば何でも面白いと感じられる人間なので、どんな学問でも楽しめるかも知れない、とか。

だからどうするんだよ、って話ですけど…。
それにしても浮いたり沈んだりが激しいですよね。
# by un_call | 2005-01-13 01:46 | 只いまを生きる

本音と建前


暗ーい日記を公開して、しかもコメントまで沢山頂いてしまって、嬉しいやら申し訳ないやら…(申し訳無さの方が大分勝っていますが)。有難うございます。
あの後また抑うつな薬を飲んで、まだ生きています。
ああいう薬を飲むと暗い思考の延々ループからは抜けられるのですが、どうにもそういう感情を押し込めて見ないフリしているに過ぎない感が拭えず、それはそれで不健康な気がします。実際不健康なんですが、一見、普通…な状態が多くなるので…。

お返事してないままですが、ぼんやり考えることを書いておきます。
お気遣い有難うございます。


 ―――――――――――――――――― 


頭ではよく分かっていても、実際生理的に感じてしまう、という事が有ると思う。
ハタチくらいになればある程度論理的と言うか、社会で他の人と一緒に生活して行く為の、ある種”建前”の様なものが出来上がる。

私も長女だからか、姉だからか、人の話を聞いてしまうタチだからなのか、周りに偶々居た人間のオカゲなのか、何なのか知らないけど割とそういうものが出来るのは早かったように思う。まぁ…所謂マセガキだった訳です。


例えば、他人の心情について。

論理的も何も、普通に考えて違う人間の考えが分かる筈が無い。
何年一緒に居ようが、血が繋がってようが、分かりません。勿論長く生活を共にしてたら行動パターンに慣れてくるから、ある程度読めてくるのかもしれないけど、それは過去の統計であって、今の気持ちではなくて。
人の”こころ”が何処にあるのかとか言い始めると哲学やら心理学になるので、その辺はアバウトですけど、まー大体の一般論?で。


こういう感じで理屈こねてくと、「分からなくて当然」ってのが考えとしてまとまる。
それはよく分かってるんだけど、長く暮らしてて且つ血縁?の家族となると、どうしても期待してしまう。生理的どうこうよりこれは”期待”で。
分かってくれるんじゃないか、と期待が自然発生。…ってかずっと有るもんなのかな。

家族、ってのはあんまりにも長く一緒に居過ぎて、他人なのに他人として見れてない部分が多い。(私も小さい頃は何にも考えてませんでしたが、今では家族にもちゃんと感謝の言葉とか(ちょっとしたことだけど)言うようになるべく…心がけたり。
まぁ…家の中でも気遣ってる訳ですから疲れるのかもしれませんが、あんまり内弁慶状態もよくないと、勝手に思う。)


これ以外にも、きちんと頭で分かっているつもりで、実は逆の事を考えてたりする事って結構ある。そのギャップというか、これが本音と建前なのか知らんけど、なかなか…。


こうやって考えて突き詰めようとしてしまう辺り、上手く開き直れずに鬱々する原因だと思われます。
よーーーく分かってる事を、実際外に出されると駄目らしい。
情けないとか生き方が下手糞だとか、そんなの自分が一番よく分かってる。

結局自分で言う、ってのは先に人に言われない様に逃げてるんですよ。
自分で言っといた方がダメージ少ないに決まってるし、もしかしたら他の人は否定してくれるかも知れない。

こんな事を繰り返して生きてきたから、こういう踏ん張って開き直るべき所で行き詰るんだよな。
# by un_call | 2005-01-10 19:52 | 吐き出し系語